こんにちは、みみ子(@minimarikon)です
〇 一般人だけど本を出版したい
〇 出版を叶えるアクションを知りたい
〇 企画のたまご屋さんでオファーを受けたい
一般人のわたしは「企画のたまご屋さん」のサービスを使って出版したで!
「一般人だけど本を出版したい」という人の強い味方「企画のたまご屋さん」。著者になりたい人と出版社/編集者をつなぐマッチングサービスを提供しているNPOで、わたしもここを通して某大手出版社から本を出すことができました。
この記事では、「企画のたまご屋さん」でメール配信してもらうための企画書づくりのポイントや出版社からオファーをもらい、出版するまでの流れ、費用など、実体験を交えて紹介します。
- 一般人が出版するまでの流れ
- 企画のたまご屋さんの活用方法
- 出版企画の通し方
持ち込みより効率的な「企画のたまご屋さん」
本を出版しようと思った時、企画書を書いて出版社に持ち込み営業するというのが一般的イメージのような気がします。わたしもはじめはそれを考えていて、本の企画書づくりを始めました。
が、そこで出会ったのは「企画のたまご屋さん」。出版社100社、編集者1000人とつながりをもち、新しい本の企画をもった著者候補さんとマッチングしてくれる日本唯一のサービスを提供しています。
一社ずつ企画書持ち込みするより効率的でええやん!
と思ったわたしは、まずは「企画のたまご屋さん」を活用し、そこでダメだったら一社一社に直接持ち込み営業しようと考えました。
応募~メルマガ配信~オファー~出版決定の流れ
「企画のたまご屋さん」で出版を決めるための流れはこちら。
- 企画書を作って応募する
- プロデューサーと企画書を仕上げる
- 出版社/編集者へメルマガ配信される
- オファーが届く
- 打ち合わせを重ねて新刊会議にかける
- 出版決定!
人によって、企画によって、出版社によって違うフローになることもあると思いますので、あくまでわたしの場合のお話をします。
出版の詳細レポはこちらの記事で公開中!
① 企画書を作って応募する
出版社/編集者に自分の企画を届けるためには、「企画のたまご屋さん」でメルマガ配信される必要があります。その第一関門は応募です。
魅力的な企画書をもって応募をし、「企画のたまご屋さん」のプロデューサーひとり以上から「その企画、担当したい!」と手を挙げてもらわないことには、メルマガ配信さえ叶いません。
「企画のたまご屋さん」HPに過去に出版が実現された方の企画書一例が掲載されているので、それを参考しつつ、自分はどんな本を誰に向けてつくりたいのか、掘り下げて企画におとしていきましょう。
「自分はこれを発信したい」はひとりよがりになりがちなので注意や
企画を考えるとき、自分が発信したいことに軸を置きすぎると、企画は通りません。
- その企画をあなたが書き発信することの意味はあるか
- その企画はいま世の中に必要とされているのか
- ターゲットは誰なのか、ボリュームはどれくらいいるか
- 今、このタイミングで出版すべき理由は何か
など、第三者視点で自分の企画を見つめましょう。
あなたがインフルエンサーでない限り、企画に相当の魅力がないと出版社にも読者にも見向きをされません。なので、企画作りは最初にして最大の関門。じっくり時間をかけてください。
できた企画書は誰かに見てもらうといいで
仕上げに家族や友人など、誰でもいいので企画書を見てもらって、つっこんでもらいましょう。
わたしは知人の作家さんに添削してもらいましたが、第三者に見てもらうと思わぬ抜け漏れやダブりがわかるし、伝わりにくい点も明確になります。恥ずかしいかもだけど、必須アクションです。
できることなら完成原稿も作ろう
企画書とともに、完成原稿を添付できるとなおよしです。
なぜなら、言うは易し、なので。
その企画書をもとに、この著者はどれくらいの質・量の文章が書けるのかを伝えるために、完成原稿を用意します。わたしも企画書と一緒に完成原稿を送付しました。
② プロデューサーと企画書を仕上げる
応募フォームから企画書と完成原稿を送ったら、しばし待ち。
「企画のたまご屋さん」のプロデューサー陣に応募企画が届き、プロデューサーは「この企画を担当したい」と挙手して、著者へメール連絡をします。
わたしの場合は応募した翌日におひとりのプロデューサーさんからメールをいただきました。
企画書のブラッシュアップ
プロデューサーさんは出版のプロです。応募時の企画書にダメ出しをもらいながら、さらによいものへと一緒に仕上げていきます。わたしの場合は、企画書もですが完成原稿にも追記をするなどしました。
この時点でまだプロデューサーさんとはお会いしていなくて、メールでのやりとりのみ。
③ 出版社/編集者へメルマガ配信される
企画書が仕上がるころ、メルマガ配信予定が組まれます。
そして、出版社/編集者へ一斉配信!
メルマガなので基本的にはその日に開封されて、興味がある人は配信当日~翌日くらいにはオファーの連絡をしてくるそうです。ドキドキ。
④ オファーが届く
出版社から問い合わせ(オファー)がくると、プロデューサーさんから連絡がきます。
わたしの場合は配信当日にオファーをいただき、ご連絡をもらいました。
また、配信後2週間を経過しても一件も問い合わせがない場合、その旨プロデューサーさんから連絡があるそうです。
まれに、時間が経過してから問い合わせがくるケースもあるそうですが、基本的にはここでおしまいという感じですね。応募企画は個別に出版社に持ち込んだりしてもOKなので、「自力で持ち込み営業」にシフトしましょう。
もしくは再度別の企画で挑戦するのもアリです。
複数社からオファーをもらうモテ企画の場合も、1社を選んで⑤以降に進みます。浮気はあかん
⑤ 打ち合わせを重ねて新刊会議にかける
出版社の編集者さんのもとへ打ち合わせに伺います。
このとき、「企画のたまご屋さん」のプロデューサーさんも同席するので、初めてお会いすることになります。出版決定前も、決定後も、打ち合わせ関連には基本的にプロデューサーさんが同席するので、編集者さんと著者間でのやりとりメールにも適宜CCを入れながらステイタスを共有していきます。
初回打ち合わせで話す内容は、まず自分が提案している企画のこと。自分はどんな人物で、どんな背景があってこの企画を考えたかなど、企画書では伝わり切らない部分を直接プレゼンします。
わたしの場合はプレゼンというような固い雰囲気ではなく、ざっくばらんに質問が飛び交う交流の場、という感じでした。
服装に迷ったんやけど、綺麗めカジュアルな恰好にジャケットを着ていったで
出版への道のりは、出版社の新刊会議を通過するのが最終関門。
担当編集者さんと企画を修正しながら台割(本の設計図のようなもの)を作ったり、カラーにするかモノクロにするか、表紙はどうするか、写真は自前かカメラマンを入れるか、売値はいくらにするかなどまで相談して決めていき、新刊会議に臨みます。
わたしの場合、当時住んでいた大阪から、出版社のある東京まで数回足を運び打ち合わせをしたり、編集者さんとランチを食べたりしました。そして意外だったのは、出版決定前に台割作成まで行ったこと。全体企画から構成に落としていき、このテーマで何ページ使って、この順番で、この情報はこのあたりに、など、細かく本の設計図としての台割を作り込みました。
⑥ 出版決定!
わたしの場合は2回目の新刊会議で企画が通り、出版が確定しました。初回打ち合わせから10か月後のことでした。
編集者さんからメールで連絡があり、それを「企画のたまご屋さん」のプロデューサーさんに伝えました。
出版が確定しても、出版内容や出版時期についてむやみに口外はしませんように。出版社のOKをもらうまで待ちましょう
出版が確定したあとは、編集者とがっつり二人三脚での取り組みに移行していくので、「企画のたまご屋さん」のお役目は基本的にここまで。契約や印税の支払い関連で編集者さんからご連絡することはありましたが、わたしからご連絡することはほぼありませんでした。
仲介費用は印税の30%
「企画のたまご屋さん」へのお支払いは、印税の30%。
通常は本の定価×10%程度が著者印税なので、本の定価の約3%が「企画のたまご屋さん」へのお支払額の目安です。
ただ、わたしの場合もそうでしたが、出版社によっては初版の印税率は1割よりも低くなることがあります。初版は7%、そして、増刷時は10%、のような感じ。また、増刷された場合も、印税の30%は「企画のたまご屋さん」へのお支払いが必要です。
著者からではなく、出版社から直接「企画のたまご屋さん」へ振込をしてもらいます
印税の30%以外の費用は一切なし
「企画のたまご屋さん」は出版が叶わなかった場合でも、費用を請求することはありません。なので、出版が確定して印税をもらうまで、身銭を切ることは一切ありません(わたしの場合は取材費が一部身銭でしたが)。
出版コンサルタントなどに出版したいと依頼すると、数十万円の費用が初期に必要なることも。それを考えると、「印税30%以外一切なし」というのはかなり良心的な金額設定かと思います。
出版するために大事なのは、なにより「企画」
出版するというのは、出版社が印刷費用や人件費などの経費を投下して、本を世の中に出すということ。どんなに自分が「イイ!」と思った企画でも、出版社の人が納得する企画や内容でなければ通りません。
そして、「企画のたまご屋さん」を活用する場合は、まずプロデューサーの目に留まることが第一歩。
出版社も「企画のたまご屋さん」も、「あなたが出したい本」ではなく「読者に必要とされて売れる本」を探しています。
ぜひ企画書を書く前に、市場調査をしたり、本屋をじっくり練り歩いてトレンドをつかんだり、過去企画書をよく読んで書く内容を厳選したりと、しっかり下準備を。そして、自慢の企画書ができ上がったら、自分でない誰かに見てもらい、どうぞめいっぱいダメ出しを受けて、ブラッシュアップを繰り返して企画書を磨いてくださいね!
- 企画のたまご屋さんは持ち込みよりも効率的
- 出版までの道のりは想像通り長い
- 出版するためには企画が命
長文を最後まで読んでいただきありがとうございました!
以上、みみ子(@minimarikon)でした
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