こんにちは、「ミニマリコン」のみみ子(@minimarikon)です。
子どもを連れて家出予定ですが、
〇 家出の際に置き手紙は必要?
〇 置き手紙には何を書けばいいの?
家出をするときは置き手紙をしないと、ムダにおおごとになっていろんな人に連絡される可能性が!
必ず置き手紙は用意しましょう。
・家出時に置き手紙は必須!
・感情は入れずに簡潔に書くべし
・離婚届を添えると「本気度」を示せる
今回は「家出時の置き手紙」について。以下のような方におすすめの記事です。
- 子連れで家出をする予定
- 家出時の置き手紙になんて書けばいいかわからない
わたしも離婚前に子どもを連れて家を出ましたが、弁護士さんから言われて置き手紙をしました。
そのアドバイスをもとに、置き手紙の内容や例文について解説します。
子連れの家出についてはこちらの記事も参考にどうぞ。
家出時は置き手紙が重要!
家出をするなら置き手紙は必須です。
その理由は、置き手紙をしないと「妻と子どもが急にいなくなった! 事件にまきこまれたのかも!」と事件性を危惧した夫に捜索される可能性があるから。
たしかに、心当たりないのに急にいなくなったら事件に巻き込まれたかと思うカモ。
家出の準備をバレないように上手に進めてきたケースほど、夫は心当たりがないので、離婚をしたくて家を出たとは考えられずに事件性を疑います。
また、親や親せき、共通の友達、仕事場、子どもの学校や保育園などにムダに連絡されないためにも、置き手紙を残して「自分の意志で家を出た」ことを伝えておく必要があります。
【例文付き】置き手紙の正しい書き方
わたしも置き手紙をして家を出ましたが、その際に弁護士さんからアドバイスされたのは以下。
- 要件だけを簡潔に書く
- 感情は入れない
- 今後の連絡先/連絡手段がわかるように
つまり、書き出しで「家出をすること」を伝えたら、あとは「今後の連絡は〇〇で」と連絡先について書くだけでいいです。
このアドバイスをもとにすると、よい置き手紙の書きだしは以下になります。
【例文】手紙の書き出し
- 距離を置きたいので、子どもを連れて別居します
- 子どもの前でケンカを見せたくないので、家を出ます
- これ以上暴力に耐えられないので、家を出ます
- 冷静に話し合いをしたいので別居します
「家を出ます」だけだと、心当たりのない夫は「どうして?!」と混乱します。
理由をシンプルに短く書くことで、納得はいかないにしても多少の理解はしてくれるはず。
こんなにシンプルでいいんですね!
文句のひとつも言いたくなりそうだし、家出理由をつらつら書いて正当化したくもなりそうですが、ぐっとこらえます……。
・いつまで家出をする予定か、家出してどこに行くか、どうして家出をするのか、夫に対してどうしてほしいのか、など余分な情報は書かない
・感情や文句を書き連ねて、ムダに相手を刺激しない
上記の書き出しに、連絡方法についてプラスすれば置き手紙は完成です。
【例文】連絡先について
- 今後の連絡はLINEでお願いします
- 冷静になってから会って話し合いたいので、またLINEで連絡します
- 今のわたしは話し合いができる状態じゃないので、落ち着いたら連絡します
基本的にはLINEやメールなどでやりとりをし、「言った言わない」になりがちな電話は避けます。
家出後すぐに話し合いをしたい場合は「今後の連絡はLINEで」とだけ伝えて、家出の当日夜や翌日などに連絡すればいいでしょう。
ただし、しばらく直接連絡をとったり、話し合いができる状況ではない場合は、「少し時間を置いてから連絡する」としておきましょう。
電話や対面でも冷静に話し合える場合はいいですが、相手が強く文句を言ってくる、言葉で攻撃される、暴力の可能性がある、などが予想される場合は、LINEやメールなど書面でやりとりをしましょう。
また、仮に直接話す場合も、できるかぎり録音をしておくのがおすすめです。
弁護士をつけている場合はコレも残そう
家出時に弁護士さんに依頼している場合は、家出後の連絡先を弁護士さんにすることが可能です。
その場合は、「弁護士に依頼しているから、連絡は弁護士に」という内容を書き、弁護士さんの連絡先や名刺を添えましょう。
また、弁護士さんによっては「〇〇さんの代理人として委任されました、弁護士の〇〇です。今後一切の連絡はすべてこちらに」という内容の書面を用意してくれることも。
わたしも弁護士さんを依頼して家出をしましたが、最初はわたしの携帯や実家に何度も連絡が入りました。
弁護士さんのアドバイスで、一切出ない、返信をしない、を貫いたので、最終的には弁護士さんへ連絡が。
弁護士さんを代理人に立てたのなら、何回連絡があっても自分で応じないようにしましょう!
【完全版】置き手紙の例文見本
上記を踏まえ、3つのケースの置き手紙の例文はこうなります。
冷静に話し合えずいつもケンカになってしまうので、少し距離を置きます。
お互い頭が冷えてから話し合いましょう。
連絡はまたLINEでします。
子どもたちも元気でいるので心配しないでください。
これ以上、子どもたちの前でケンカしている姿を見せたくないので家を出ます。
今後についてはまたLINEで連絡します。
これ以上一緒にいることができないので、子どもを連れて家を出ます。
今後の連絡は以下の弁護士さんあてにお願いします。
→ 〇〇弁護士 (090-0000-0000)
いろいろ書きたくなる気持ちをぐっとこらえて、ごくシンプルにしましょう。
また、わたしはコピー用紙にペンで書きましたが、印刷したものでもOKです。
置き手紙の内容は写真に残そう
置き手紙をしても、夫に勝手に破棄されて「そんなものはなかった、勝手にいなくなった」と変ないいがかりをつけられる可能性もあります。
DVやモラハラ、子どもへの虐待など、家出する正当な理由があれば置き手紙の有無は問題ではありませんが、ムダに夫から攻撃されないために写真に残しておくといいでしょう。
置き手紙をダイニングテーブルなどに広げて置いた状態で、内容がわかる程度に引いて写真に収めておきます。
どうでもいい内容でもいちいち棚に上げて攻撃してくるモラハラ系旦那もいます。
そんなことでこちらが消耗しないよう、置き手紙をした証拠はとっておきましょう。
離婚届を添えると本気度が伝わる
よく漫画やテレビなどでは離婚届を置いて家出をするシーンがあります。
離婚届に記入した状態で置いておく意味は、「離婚の意志があることを強く伝える」ことです。
たしかに離婚届けがあると、こちらの真剣さや本気度が伝わりそうですね
夫がすんなりその離婚届に記入して出してくれるかは別問題。
でも、本気度を伝えたいなら離婚届も一緒に置いておくのもアリですね。
憤慨してカッとなった夫にその離婚届を破棄される、というのは想定の範囲内。
なので、離婚届は何枚かもらっておくのが吉。
破棄されたとしても、ゆくゆく話し合いが進んで離婚することに同意がとれたら、そのときに改めて両者で書きましょう。
離婚届は役所の戸籍課にあります。
対面でもらうのではなく、ラックに婚姻届けなどと一緒にどさっと置いてあったので、さっと行って数枚とってそそくさと去りました。
・家出をするときは置き手紙を残す
・置き手紙には要件のみを簡潔に書く
・置き手紙を書いたら、念のため写真に残しておく
ということで、今回は「家出時の置き手紙」についてお話しました。
家出や離婚準備については以下の記事もご参考に。
以上、みみ子(@minimarikon)でした!
子連れ家出について
離婚の準備やることリスト
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