こんにちは、「ミニマリコン」のみみ子(@minimarikon)です。
〇 旦那と離婚したいけど踏み切れない
〇 離婚への不安が大きすぎる
〇 離婚がチラついてからもう何年もそのまま
離婚は確かに大きな決断なので、スパッとは決められないもの。
多少のガマンで現状維持するのはラクです。
だけど、今より幸せになる選択肢が「離婚」であればしっかり向き合うべきですよ!
今回は「離婚したいのにできない問題」について。以下のような方におすすめの記事です。
- 旦那と離婚したいけど不安が付きまとって踏み切れない
- 何年も前から離婚を考えているのに、何も行動できない
- 離婚の意志は固まっているのに、決定的な理由がなくて離婚できない
わたしも8年間「離婚」という言葉がチラつきながら、ずっと夫婦生活をごまかして続けていたので、不安な気持ちや踏ん切り付かない気持ちはとってもわかります。
そんなわたしの体験談も交えつつ、離婚を踏み切るハードルになっているものについて解説していきます。
この記事を読めば、自分の「離婚」のハードルになっているものがわかり、次のステップに進めるようになりますよ。
前半には「離婚したいのにできない理由とその対処」、後半には「離婚をガマンして失うもの」について書いていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
- 「離婚したいのにできない」よくある理由と対処法
- 離婚をガマンしていると失う大切なもの4つ
- 非がない夫と離婚するなら、最終手段は別居
離婚したいのにできない8つの理由と対処法
旦那にイライラが止まらない、子どもの相手を全然してくれない、モラハラ発言やDVがある、など旦那への小さな不満から深刻な被害まで、さまざまな理由から「離婚したい」という気持ちが生まれます。
でも「離婚したい」と思っても、実際に離婚に踏み切る人は多くありません。
なぜなら、離婚を決心するまでにはたくさんの不安と葛藤があるから。
そして、少しのガマンで現状維持できるのであれば、人間はそれが一番ラクだからです。
わたしも8年間めっちゃ離婚したかったけど、「離婚できないなら死んだ方がマシ」ほどではなかったので、ガマンを重ねて現状維持に逃げていました。
たしかに、不満はあれど、現状維持は慣れているのでラクですね……。
ここでは、「離婚したいのにできない」のはなぜか、自分が離婚に踏み切れないハードルや不安は何か、を自己理解するために、一般的によくある「離婚したいのにできない理由8つ」を紹介&解説していきます。
ハードルを飛び越えるための解決策もお伝えします。
離婚したいのにできない理由8つ
- 金銭的に不安
- 子どものため
- ひとりになることが不安
- 世間体が気になる
- 家を買ってしまった
- 自分に非がある(自分が有責)
- 旦那に非がない
- 旦那が離婚に同意してくれない
理由① 金銭的に不安
一番多いのは「お金」の不安ではないでしょうか。
「離婚したら自分が稼いで、子どもを育てなきゃいけないのが不安すぎる」
離婚を考えるママはみんな一度はそう思うはず。
わたしもまずこれが浮かびますね……。
キライとはいえど旦那の給料が生活の助けにはなっていますし。
それって、もう夫はATM状態ということですよね。
だけど、お金を理由に好きでもない夫と夫婦をする生活、あと何十年続けるんですか?
「夫がいないなら、わたしが稼げばいい」とどこかで思考を切り替えないと、お金を理由に不満タラタラのまま夫と添い遂げることになります。
うーん、耳が痛い……。
とはいえ、今の仕事はパートだし不安すぎます。
シングルマザーがもらえる手当や、もらえそうな養育費を試算して、どれくらい稼げば自立できそうか計算してみては?
なにも数十万円稼ぐ必要ないんです。
もらえる額によっては、パートで10万円稼げば十分足りるカモしれないですよ?
また、生活費を抑えるために、実家に戻るという選択肢もあります。
\ 金銭不安がある人はこちらもチェック /
理由② 子どものため
「子どもがパパになついているから、離れるのがかわいそう」や「片親になると子どもがかわいそう」という想いゆえ、子どものために離婚に踏み切れないという人も多いです。
この場合は子どもが成人するまで仮面夫婦を続けることになります。
さて、ここで質問です。
- 両親揃っているけど、ふたりともよくケンカもするし、会話も少ない仮面夫婦。
- 片親だけど、ママはいつも笑っていて楽しそう、自分たちのことをよく見てくれる。
子どもにとって、どっちが居心地いい家庭だと思いますか?
わたしもずっと「両親揃っているほうが」と思っていました。
でも、離婚した今は、片親でも子どもは幸せになれる、と確信!
夫のことが大嫌いで不満そうに暮らしていたあの頃よりも、ママであるわたしが楽しそうに生きていて、子どもに前向きに接することができている今のほうが、子どもたちもポジティブな気持ちで暮らしているなと感じています。
「子どものために」って思うのは離婚からの逃げなんですかね……。
子どものためにわたしは離婚をガマンしているんだ!みたいな押しつけ?
そんな身勝手な恩を着せられた子ども側はたまったもんじゃないですよね。
「子どものために離婚できない」と感じている人は、
- このまま婚姻を続けると、子どもにとってどういう影響があるか
- 離婚することで、子どもにどういう影響があるか
という両面をよく考えてみる必要があります。
今は保育園や学校でも片親は珍しくありません。
「片親だといじめられる」などの思い込みは不要なので、自分の子どもや家庭の状況と向き合ってみて、離婚する/しないによる子どもへの影響を一度しっかり考えてみてくださいね。
\ 離婚にベストタイミングなんて、ない /
理由③ ひとりになることが不安
離婚することで、子育ても日々の暮らしも、自分の老後も、すべてひとりで担うことになります(実家の助けや再婚はおいておくとして)。
誰か(旦那)と生涯一緒にいると約束していることは、やっぱりどこか安心材料となっていますが、離婚をするためには「ひとりになる」覚悟が必要です。
離婚後にひとりで担うことになることは以下。
\ 離婚後はこれら全部ワンオペ /
- 日々の生活
- 子育て
- 仕事
- 親の介護
- 自分の老後
これらの根底にある不安の多くは、「お金の不安」です。
財産分与を正しく行う、長く働ける仕事を見つける、などのアクションでお金の不安をやわらげると、「ひとりになる不安」も減っていきますよ。
たしかに、5つともある程度のお金があれば不安が減りそうです。
なので、離婚前から仕事を見つけておく、家族の現預金を把握する、家や車などの財産を高く売れるよう下調べをする、などをしてお金の不安を解消していきましょう。
\ ひとりの人生に備えよう /
理由④ 世間体が気になる
今でこそ離婚している人は増えましたが、それでも「離婚」というワードに嫌悪感を示す人はいます。
特に親や会社の上司など、中高年以上の人は離婚へのイメージが悪いので、「離婚したい」と伝えると「そんなわがまま言いやがって」「子どもがかわいそう」などと心無い言葉をかけられることも。
また、友人やママ友などにもいつか知られます。
身近な人からの目が気になる、変に遠慮されると気まずい、などを心配して、離婚に踏み切れない人もいるでしょう。
でも、離婚は「わたしと夫」の問題です。
離婚については実の親も会社の上司もすべて外野。
外野からのヤジや心無い意見は気にすることありません。
それもわかるのですが、とはいっても「ひとり親」のレッテル貼られるのが心配です……。
離婚は「あなたが幸せになるため」にするもの。
外野からの意見や評価ばかり気にして行動を決めるようでは、自分も、子どもも幸せにはなれません。
自分が幸せになれる行動を、自分で決めて、するのです。
理由⑤ 家を買ってしまった
住宅ローンを組んで家を買ってしまっているのでできない、と思っている人もいます。
でも、これも離婚というめんどくさいアクションから逃げるための「いいわけ」ではないですか?
だって、「家を買ったら離婚できない」なんていう法律はないのですから。
持ち家があると離婚時に財産分与がめんどくさいのは事実です。
ただ、持ち家があっても、売ったり財産分与したりして清算すればいいだけの話。
離婚できない理由にはなりません。
たしかに「家がある」というのを、離婚をあきらめる理由にしていたカモ……。
住宅ローンが残っている持ち家がある人は、以下の記事を参考にしてくださいね。
売却する以外にも、住み続ける選択肢についても解説しています。
\ 住宅ローンがあっても離婚はできる /
英雄⑥ 自分が有責(自分に非がある)
不倫や浮気などをしている/していた場合、離婚界隈のワードで「有責(ゆうせき)」とされます。
不倫した側が有責となり、有責者から離婚を申し出た場合は、相手に却下する権利があります。
有責だと離婚してもらえない……ということ?
ざくっと説明すると、不倫していた側が「離婚して」というのはめっちゃ身勝手だから認められない、ということです。
生涯添い遂げる約束で結婚したのに、「ほかの人と一緒になりたいからあなたとは離婚したい」って相手に言われたらどうですか?
勝手言いやがって! ふざけんな! ってなりますね
だから、有責者からの離婚申し出は、相手に拒否する権利があるのです。
なので、自分が有責者だけど離婚したいという場合は、
- 夫に慰謝料を支払って離婚に了承してもらう
- 夫の離婚条件を優先的にのむ
- とことん話し合って夫の了承を得る
という手段で解決することになります。
というか、これは夫婦の話し合いではなかなか解決しないので、弁護士さんに依頼したり、離婚調停をしたり、という泥沼コースまっしぐらをご覚悟ください。
理由⑦ 旦那に非がない
性格が合わない、夫が子育てに非協力的、仕事と遊びに夢中で夫が家にほぼいない……これらが決定的な理由となって離婚したいと思う人もいるでしょう。
でも、これらの理由で離婚を申し出ても夫に「イヤだ」と言われば、調停や裁判でも離婚できない可能性が高いです。
法律上、正当に離婚するためには以下の5つの条件のどれかに該当する必要があります。
\ 離婚理由で認められるのはコレ /
- 不貞行為
- 悪意の遺棄
- 生死が3年以上不明
- 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがない
- その他婚姻関係を継続しがたい重大な理由
不倫している、生活費を入れない、健康なのに働かない、3年以上行方不明、重度のうつ病などの理由がないと、調停や裁判をしても、相手が了承しなければ離婚はできないということです。
⑤ の「その他婚姻関係を継続しがたい重大な理由」っていうのはどういうこと?
一例を挙げますね。
\ 理由⑤の実例たち /
- 過度な宗教活動をしている
- DVなどの暴力がある
- アルコール中毒
- 薬物依存
- 配偶者の親や親族と仲が悪い
- 多額の借金がある
- 犯罪を犯して服役している
これらの理由は⑤に該当すると認められれば、離婚理由になりえます。
一般的に、相手に非がないけど離婚したい場合、⑤に何かしらの離婚理由をあてはめていくことになりますが、どの理由ならOK/NGというのは明確ではなく、ケースにより異なります。
これもケースによりますが、3~5年の別居期間があると「婚姻を継続しがたい重大な事由」と判断されて、調停などで離婚が認められることがあります。
なので、離婚したいけど相手に非がない場合は「まずは別居する」というのもひとつの選択肢です。
理由⑧ 旦那が離婚に同意してくれない
妻側は離婚する決心ができているのに、旦那側はのほほんと日常を過ごし、「え、離婚なんてしないよ」と温度感がまるで違うこともよくあります。
この場合は、まずは真剣味を出して話し合うことです。
今まで普通に仲良く(と思っているのは夫側だけなのですが)暮らしていた妻が急に「離婚して」と言っても、夫は軽く考えていて交わされがち。
離婚届を差し出す、具体的な離婚条件をテキストにまとめて提示するなどをしてこちらの真剣度を分からせないと、話し合いは進みません。
または、離婚自体には同意していても、財産分与や養育費、親権などの離婚条件に折り合いがあわず、離婚が進まないということもあります。
この場合は夫婦で話し合っていても平行線をたどることが多く、ヘタをするとモメてしまい離婚自体が白紙になる可能性も。
親や弁護士など、第三者を入れることも視野に入れましょう。
離婚をガマンしていることで失うもの4つ
いろいろなことをガマンして結婚生活を続けることもできますが、離婚を先延ばしにしたことで失うものもあります。
\離婚の先延ばしで失うもの4つ/
- 時間(もっと早く離婚していればという後悔)
- お金(夫の浪費や義両親への援助)
- 子どもからの信頼(親の不仲はバレる)
- 新しいパートナーと出会うチャンス
時間(もっと早く離婚していればという後悔)
離婚を先延ばしにしたり、諦めたりすることで失う最も大きなものは時間です。
仮に、長年のガマンを経て、10年後に離婚したとしましょう。
きっとそのときこう思います。
「どうせ離婚するなら、もっと早く離婚すればよかった」
これは離婚しないと実感できないのですが、本当です。
離婚経験者の多くは思っているはず。
ガマンの10年で得るものもあるかもしれませんが、貴重な「時間」を好きでもない相手との結婚生活で消費するのもまた事実。
自由で楽しい時間がもっと早く手に入ったのに、離婚成立後に気付くでことでしょう。
それって結果論ですよね?
じゃあたとえば、子どもが成人したら離婚する、と決めているとして、成人するまでの時間、今の旦那と一緒に人生送るのって誰得(だれとく)ですか?
自分はもちろん幸せじゃないし、子どもだってそんなママ見ながら暮らすのはしんどくないですかね。
離婚すると決めているなら、今でいい。
人生の貴重な時間を「ガマンの時間」に使いたくないと私は思います。
なんにせよ、ガマンと不満の日々をあとから取り戻すことはできません。
お金(夫の浪費や義両親への援助)
夫に浪費グセがあって毎月クレジットカードの請求がすごい、夫の家族からお金の無心(お金貸してくれという要求)されると夫がお金を渡してしまう、義両親の家のリフォームや介護のお金を夫が家計から援助する……(書いているだけでぐったりしそうな状況ですね)。
こんな状態でガマンの結婚生活を続けていると、家族のお金はどんどん減っていきます。
わたしも義両親への無心を経験しましたが、後から思い出すたびに今でも腹が立ちます(ぷんぷん!)
結果、婚姻中に義両親とは絶縁しました(爆)。
自分は子どものお金や自分たちの老後のお金を貯めたいのに、この状態では全く貯金は不可能。
本当なら貯められるはずだった額も、夫の浪費や義両親の援助で消えていきます。
結婚しているとお金の権限が夫婦両方にあるため、こうしてお金を失う可能性もあるのです。
子どもからの信頼(親の不仲はバレる)
仮面夫婦だとしても子どもが成人するまでは、と離婚をとどまる人は多いですが、当の子どもは両親の不仲に気付いていることも多いもの。
不仲状態でも結婚生活を無理やり続けている両親を見るのは、子どもにとってもつらいことだと思います。
ましてや、「あなたのために離婚しないのよ」なんていう気持ちが親から感じられたら、子どもは親にガッカリするでしょう。
最近離婚した友人の子ども(小5の女子)は、「ママ、早く離婚して再婚すればいいのに」と言っていたそう。
子どもは意外と冷静でドライなのかもしれません。
新しいパートナーと出会うチャンス
離婚経験のあるシングルマザーからは「結婚はもうこりごり」という声をよく聞きますが、一方で「再婚したい」という人も多くいます。
再婚を考えるのであれば、離婚を先延ばしにしていると出会いのチャンスは時間とともに減っていきます。
年をとると恋愛できないよ、ってことではなくて、単純に出会って幸せな恋愛・再婚をするタイミングが後ろ倒しになるよってことです。
また、子連れ再婚の場合は、パートナーと子どもが仲良くなれるかも重要な問題。
特に女の子は思春期になると、「ママの新しい彼氏」である成人男性に嫌悪感を抱いたりもしやすいです。
子どもも含めたステップファミリーを構築したいのなら、子どもが小さいうちのほうがなじみやすい。
つまり、離婚を先延ばしにすることで、新しい家族で幸せを築くチャンスも減ってしまうのです。
わたしも離婚当初は「結婚なんてこりごり!」と思っていましたが、いまはパートナーさんと子どもたちと一緒に幸せに暮らしています。
あのとき、離婚する決意をして家を出てよかったなとしみじみ思いますね。
離婚できないときの3ステップ
このように、離婚したいのにできない理由はさまざま。
金銭的、精神的な不安は自分の考え方や行動で変えることができるので、そこでつまづいている人は「よし、離婚しよう!」と踏ん切りがつきさえすれば、次のステップに進むことができます。
次にくるであろうハードルでよくあるのは、上記にもありますが「自分は離婚を決意したのに、夫が同意してくれない」です。
では、離婚するためにはどうすればいいのか。
具体的な行動は以下の3ステップになります。
\離婚できないときの3STEP/
- 話し合う
- 別居する
- 離婚調停を申し立てる
STEP1.話し合う
まずは話し合いです。
離婚する夫婦の約9割は「協議離婚」という、夫婦での話し合いと同意による離婚をしています。
どうしても結婚生活が続けられない理由を真剣に伝え、離婚条件を提案し、話し合いを重ねて離婚条件の落としどころを見つけていきます。
ふたりでの話し合いが難しければ、親や共通の知人など、信頼できる人に間に入ってもらうことも選択肢にいれてみましょう。
わたしも一度、共通の知人をいれて話したことがあります。
冷静に話し合いができますし、客観的な意見をくれるので、可能な場合は第三者を入れての話合いも検討してみるといいですよ。
STEP2.別居する
話し合いが平行線なら、次のステップは別居です。
夫が別居に同意してくれればスムーズですが、別居にさえもNOを出してくることも。
その場合は話し合っていても進まないので、子どもを連れて家を出ましょう。
無断で家を出ているので、夫との衝突は避けられませんが、離婚の話し合いが平行線なら仕方ありません。
とはいえ、無断で子どもを連れて家出したら「連れ去りだ! 誘拐だ!」とかになりませんか?
夫によってはなるでしょうね。うちもなりました。
離婚協議中の子ども連れでの家出については、法的には特別決まりがありません。
なので、ケースによって違法かどうか判断されることになります。
夫のDVやモラハラが原因でモメている場合などは、子どもを置いて家を出るのは子どもの身に危険が及ぶ可能性があるので、無断で子連れ家出をしても違法にはならないケースが多いです。
無断の別居はさらなるモメごとに発展する可能性があるので、しないほうがベターではあります。
ただ、いくら話し合っても離婚も別居もNOと言われたら、別居するしか選択肢はないよなあと個人的には思います。
ほんと、結婚にくらべて離婚ってめっちゃ面倒ですね……。
家出を検討するときは、以下の「家出準備記事」も参考にしてみてくださいね。
\ 家出や別居するならこの記事 /
STEP3.離婚調停を申し立てる
話し合いをしても、別居をしても、離婚の話が進まない。
であれば、次のステップは離婚調停です。
家庭裁判所に離婚調停を申し立てて、1か月に1回程度の頻度で調停員を含めた調停(家庭裁判所内での話し合い)を行い、第三者の客観的意見をもらいながら夫婦の話し合いを進めていきます。
調停って結局話し合いなんですか?
そう、調停員という夫婦にとっての第三者を入れて行う公的な話し合いです。
話し合う意思のない場合は調停日に来ないという人もいますし、必ずしも話し合いが前に進むわけではありません。
調停になると弁護士さんをつけるの?
必須ではないので、ケースによります。
わたしは協議の段階から弁護士さんに依頼していて、そのまま調停に入りました。
調停が始まると、夫側も弁護士をつけてきましたね。
夫婦どちらとも弁護士をつけていないケースもありますよ。
調停を何回か重ねても平行線の場合、調停不成立となり、協議にもどるか裁判に進むかになります。
裁判離婚になると弁護士さんは必須ですし、さまざまな証拠書類を提示して相手の非を責めたりする地獄戦に。
できれば調停でなんとか離婚成立までもっていきたいところです。
離婚を決心したら、ぬかりない準備を
離婚というワードは日々頭にチラついているのに、なかなか踏み切れない……その気持ち、すごくわかります。
でも、子どもがかわいそうとか、ひとりの収入じゃ生活できないとかの理由をつけて、本当は「離婚したい」って心は決まっているのをごまかしてはいませんか?
離婚は本当にめんどくさいです。
夫と向き合うのは精神的にも体力的にも大変かもしれませんが、離婚したあとにはきっと自由や幸せがあります。
もし離婚する決意ができたら、なるべくモメないよう、スムーズに離婚できるよう、準備をしたたかに進めていきましょう。
- 「離婚したいのにできない」よくある理由と対処法
- 離婚をガマンしていると失う大切なもの4つ
- 非がない夫と離婚するなら、最終手段は別居
ということで、今回は「離婚したいのにできない問題」についてお話しました。
まずは離婚のハードルになっていることを自己分析して、離婚するためにとるべきアクションを決めていってくださいね。
以上、みみ子(@minimarikon)でした!
家出についてはこちらもご参考に
STEP1:離婚したいのにできない「ハードル」となっているものを6つのなかから見つける
STEP2:そのハードルをひとつずつ解決する行動をとる
STEP3:話し合いで解決しないなら、別居も視野にいれておく
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