こんにちは、「ミニマリコン」のみみ子(@minimarikon)です。
〇 離婚したいので今から準備をしたい
〇 離婚前にやるべきことを知りたい
勢いで離婚したあとに「ああすればよかった」と後悔する人はとっても多い。
したたかに準備をして主導権を握って進めるのが、離婚を失敗させないポイントです。
今回は「子連れ離婚の準備」について。以下のような方におすすめの記事です。
- 離婚したいけど最後の踏ん切りがついていない
- 離婚を決意したあとにするべきことをモレなく知りたい
- 後悔したくないので準備は入念に進めたい
離婚を考え始めてから約5年、離婚したいと伝えてから約3年で離婚成立と、検討と準備に時間をかけすぎたわたしが離婚準備について解説!
この記事を読めば、離婚前にすべきことを網羅でき、スムーズに離婚協議に望めますよ。
離婚検討~家出まで、全準備工程について書いているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
- 離婚準備の第一歩は「離婚する覚悟をもつ」こと
- 離婚するために「自由なお金」を貯めておくべし
- 離婚準備に「早すぎ」なんてない
離婚に後悔しないためには「準備」が命
勢いで離婚してしまう人も多いのですが、離婚は準備が本当に大事です。
なぜなら、パッと離婚をすると後から後悔することになるから。
\ 勢いで離婚しちゃダメな理由 /
- 養育費がもらえない
- 慰謝料がもらえない
- もっとあったはずの財産を隠された
- 夫名義の住宅ローンの連帯債務者になったまま
「離婚前にやっておけばよかった!」と離婚してから後悔しても、取り戻す・変更するのには夫との交渉が必要で精神的にとっても大変です。
離婚を切り出す前にしっかりと準備を進めて、主導権をもって離婚協議を進めましょう。
準備していることを夫にバレないよう、そっと、そっと……
失敗しない! 離婚準備の7ステップ
ここでは離婚準備を7ステップで解説していきます。
\ 離婚準備7ステップ /
- 離婚する覚悟を決める
- お金の把握と整理
- 子どものケア
- 離婚後の仕事確保
- 離婚後の住まい確保
- 家出準備
- 不倫・浮気の証拠集め
1.離婚する覚悟を決める
「離婚」というワードはチラついているけど、まだ決心できないという人も多いでしょう。
でも、離婚準備の第一歩は「離婚する覚悟を決める」こと。
自分の気持ちが整理できていて、離婚の意志が固まっていないと、最終的に夫に離婚を申し出たときに説得させられて終わります。
まだ離婚の踏ん切りがついていない方は、
- 離婚後におこりうること
- 離婚すると子どもにどう影響するか
- このまま結婚していたら10年後、20年後どうなるか
- わたしは今、幸せか
など、いいことも悪いこともひっくるめて、時間をかけてよく考えてみて。
そして、離婚する決意ができたら次の準備を粛々と始めましょう。
「離婚したいけどできない…」と長年さまよっている昔のわたしみたいな人は、以下の記事も見てみてくださいね。
踏ん切りがつかない人へ
2.お金の把握と整理
離婚にはお金が必要です。
離婚自体には特別お金はかからないけれど、家出時にかかるお金やモメた時の弁護士費用、新居の契約、引っ越しなど、離婚後の新生活をスタートさせるまでには全部で100万~数百万円のお金が必要。
財産分与や慰謝料をもらえるとしても、離婚後すぐに手に入るとは限らないし、ひとり親向けの手当てをもらうにも申請が必要で受給月も決まっています。
お金がないと家出をする選択、弁護士さんに依頼する選択など、お金のかかる選択肢をもてなくなります。
想定外の困りごとがおきてもこのお金があるから大丈夫、と思えるのはとっても心強いですよ。
お金に関しては、離婚を決意する前からコツコツ貯めておくとよさそうですね。
子連れ離婚に必要なお金
財産分与すべきもの
持ち家の住宅ローン問題
3.子どものケア
「離婚は夫婦の問題」とはいえど、子どもにだってよくも悪くも影響があります。
大事なのは、子どもの観察。
離婚を考え出すと自分のことで頭がいっぱいになりがちですが、子どものことをよく観察してみて、以下について考えてみましょう。
\ 子どもをよく観察しよう /
- 子どもは今幸せなのか
- パパのことをどう思っているのか
- 転園や転校にうまく適応できるのか
- 今の友達関係はどうか
離婚することで子どもが傷ついたり、不安に思ったり、悲しんだりする要素があれば、ママはそこをしっかりケアしてあげましょう。
わたしは離婚にともなって家出や転校をしましたが、当時7歳だった長男は友達関係にドライかつ人見知りなく適応力の高い子どもだったので、引っ越しや転校に拒否反応はなし。
夫とわたしの言い合いも見ていたので、パパと離れることにもケロっとして、「新しいおうちには階段がほしい!」と新生活に前のめりでした。
うちの子は転園転校はイヤりそうです……。
同じ子どもでもいろんな子がいるから、しっかり観察して考えて、子どもの負担をなるべく減らしてあげたいですね。
「子どもが小学生になる前に」とか「成人してから」とか、離婚タイミングをはかっている人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
子連れ離婚するタイミング
4.離婚後の仕事確保
離婚後の日々の暮らしをまわすには、ママが仕事を確保することが大事。
でも、シングルマザーだからといって、正社員である必要はありません。
豪華な日々を送りたいわけじゃないでしょうし、生活に必要な金額を稼げればそれでいい。
だから、子どもが小さいうちは仕事をセーブして子どもに寄り添ってあげたいなら、それもいいのです。
パートでもフリーランスでも、シングルマザーはやっていけます。
大事なのは、生活に必要な金額を知って、それをしっかり稼ぐことです。
正社員にこだわらず、長く楽しく働ける仕事を見つけると、ママも子どもも笑顔が増えるはず。
キャリア少なめママにおすすめの仕事
正社員かパートか問題
シングルマザーの働き方
5.離婚後の住まい確保
離婚後の住まいの選択肢は3つ。
\シンママの家の選択肢 /
- 自分で賃貸を契約する
- 実家に出戻りする
- 今までの家にそのまま住み続ける
まずは実家同居からはじめて、お金を貯めてから自立して賃貸を借りる、などステップを踏む人もいます。
金銭面はもちろんですが、離婚後にひとりで暮らしや子育てをまわせるか、転校や転園が可能なのか、なども考えて離婚後の住まいは検討しましょう。
わたしも家出当初は実家に1か月ほどいましたが、実家の近所に賃貸を借りていまはそこで暮らしています。
実家同居はメリットもデメリットもありまして……詳しくは以下の記事で。
実家同居のメリット/デメリット
シンママが賃貸を借りるコツ
6.家出準備
夫と冷静に話し合えるなら、夫と暮らしながら離婚協議を進めてもいいのですが、そうもいかないケースが多いもの。
婚姻中に別居期間を設けるなら、家を出る前にすべきことがたくさんあります。
なぜなら、一度家を出たら、もう二度と戻れない可能性があるから。
持ち出すべき荷物を置いてきてしまっても、家出後に取りに戻るのはトラブルのもと。
夫の了承がない限り家には戻れない、という覚悟で家出はすべきです。
家出も準備が命です。
子連れ家出の7ステップ
家出時の置き手紙例文
7.不倫・浮気の証拠集め
一部の人になるかと思いますが、旦那が不倫・浮気をしている場合は、家出をしたり離婚を申し出たりする前に証拠を集めておくことが欠かせません。
一緒に住んでいるときならスマホや持ち物、夫の行動観察から不倫の証拠を獲得しやすいですが、先に家を出てしまうと証拠を集めにくくなりますし、先に離婚を切り出してしまうともちろん警戒されて証拠隠滅されます。
証拠集めは早めにスタート、かつバレないよう細心の注意で進めましょう。
わたしも長年こっそりためていました。
証拠を隠す場所にも気を付けて!
まとめ:離婚準備を始めるのに「早すぎ」なんてない
このように離婚のために準備すべきことはたくさん、本当にたくさんあります。
そして実際に離婚成立しても、そこから新生活が落ち着くまでは多忙の日々。
仕事探しや財産整理、家探しなど、早めに着手できるものは今からやっておくのがおすすめです。
そして離婚の決意が決まったら、ぐんとスピードアップして準備を進めていきましょう。
「準備が不十分で離婚に失敗する」はあれど、「準備が早すぎて失敗する」はないのですから。
- 離婚準備の第一歩は「離婚する覚悟をもつ」こと
- 離婚するために「自由なお金」を貯めておくべし
- 離婚準備に「早すぎ」なんてない
ということで、今回は「子連れ離婚の準備」についてお話しました。
ほかの記事も読みながら、たっぷりじっくり考えてみてくださいね。
以上、みみ子(@minimarikon)でした!
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