こんにちは、みみ子(@minimarikon)です
〇 子育て中でフルタイムは無理
〇 子育て中は時間的に自由な仕事をしたい
〇 在宅でもパートより稼げる仕事ってある?
急な発熱や平日の学校行事なんかがある子育て中は、自由度の高い仕事がええもんな。
そんな時期に特にありがたみが増すのが、在宅ライターや
わたしは1馬力でふたりの怪獣男児(9歳&5歳)を育てるフリーライター。ライター業を始めてから約5年。会社員ではなく、個人事業主としてライターをしてきたことで、子育てではたくさん救われました。だから世のママたちにもこの仕事を知ってほしい!
ということで、この記事では子育て中に在宅ライターとして働くメリットとデメリット、収入目安を解説します。
- 時間の融通がきく在宅ライターは、育児中ママにこそおすすめの仕事
- 初心者ライターでも、パートより稼げる可能性大
- 経験や得意を生かして稼げるライターになろう
在宅ママライター最大メリット「自由自在な時間管理」
時間から解放される。
ママライターのメリットは、これに尽きます。
ライター業に限らず個人事業主のメリットともいえますが、仕事量やスケジュールを自分でを決められるのが、会社員との大きな違い。好きなタイミングで、好きなだけ、好きな内容の仕事をすることができます。
そしてライターに限った話をすると、取材や打ち合わせ以外のほとんどは「執筆」時間。執筆はどこでもできます。自宅でも、カフェでも、なんなら電車の中やホームでPCを開いて執筆することも。
場所と時間に縛りがなく、かなり自由度高くスケジュール調整ができる仕事なのです。だから、平日しか会えない友達とランチビールを飲むのも、旅費が割高な週末や連休を避けて旅行をすることも、平日に活動の多いPTA役員に立候補することも、自由自在!
子育てのこんなシーンでありがたみ増します
わたしが具体的にどんなとき「在宅ライターでよかった」と思ってきたか、振り返ってみました。
在宅ライター万歳! なシーン9選
- 急な発熱をしても、誰に断りをもらうことなく朝イチで病院に駆け込める
- 自宅で仕事ができるので、病休のときに付き添える
- 平日に通院や習い事を入れられるので、週末に思い切り遊べる
- 平日の学校行事やPTA活動も参加できる
- 午後は在宅にすれば、学校帰りの子どもに「おかえり」が言える
- 出勤時間という縛りがないので、朝子どもがぐずってもイライラしない
- 保育園の先生がPCR検査陽性で臨時休園になってもなんとかなる
- 平日昼間の仕事の合間に、買い物や家事ができる
- 通勤時間が基本ゼロ、満員電車ストレスなし
などなど、この仕事を選択していてよかったと思えるシーンはたくさんあります。
特に小学校4年生(3年生で学童がおわって、野外に放出される1年目)までは、在宅ライターの恩恵を受けることがたくさんあると思いますよ。
コロナで休校になったときや、保育園でPCR検査陽性者が出て「今日からしばらく臨時休園します」なんてときも、在宅ライターのありがたみを強く感じたわ……
誰にも相談せずに、自分の意思で予定調整ができるのはいいですよね。
会社員だと上司にも同僚にもクライアントにも迷惑かけてしまいそうで、休めても心苦しくて……
外出の多い職種と違って、在宅ライターだったら、小学生の子どもが帰宅するときに家で仕事して待ってられるしな。「おかえり」を言ってあげたい人にはいい働き方やね
子育てしながら在宅ライターでいくら稼げるか
在宅ライターが子育て中のママにとってメリット豊富なのはわかった。
では、いったいどれくらい稼げるのか。
ちょっと試算してみましょうか。
・文字単価1円
・1日の稼働時間2時間
・1時間で1000文字書ける
この条件で仕事をすると、時給は1000円、平日が20日あるとして1か月の収入は4万円です。
ちょっと少ないですか? では、少し経験を積んで文字単価が2円になって、1時間で書ける文字数も増えた場合でシミュレーションしてみましょう。
・文字単価2円
・1日の稼働時間2時間
・1時間で1500文字書ける
このようにスキルアップ&報酬アップした場合、時給は3000円、平日20日間で1か月の収入は12万円です。
10万円の大台を超えました! これくらいの収入になると、パートに出るよりもかなりメリットを感じませんか?
時給1000円のパートだと120時間、つまり平日毎日6時間パート勤務するのと同じレベルの収入になります。
でも、文字単価2円って初心者でも可能なの?
大丈夫。ちゃんと案件を探せば、文字単価2円は現実的や
わたしがライターになって初めての仕事は旅行系WEBメディアの記事作成でしたが、スタート時の文字単価は1.8円。そして1年ほど書き続けたころに、2.5円にまでアップしました。
過去の仕事経験を活かしたテーマや普通の人よりも知識に長けているテーマで書ける場合、文字単価は上がりやすいです。逆に、誰でも書ける内容の記事は文字単価0.5円、ひどいものだと0.1円なんていうものもあります。
個人的には文字単価1円以下の案件はスルーをおすすめするわ。わたしも1円以下のオファーは初心者のときでもお断りしてたで
上記の試算はコンスタントに仕事が入っている前提での計算です。実際は、毎日2時間書くだけの仕事を獲得するための営業時間(案件探しや応募、担当者とのやりとり、記事企画考案など)も発生するので、時給換算は目安にしてくださいね。なので、長期のレギュラー案件を獲得できると、執筆に集中できてより稼ぐ力が増しますよ!
在宅ママライターのデメリット4つ
個人的には「時間の自由化」という最大メリットがありがたみありすぎて、デメリットはほぼ感じません。デメリットというか、ちょっとしたハードルとしてあえて挙げるならこのあたりでしょうか。
- 会社員やパートに比べて収入が安定しない
- 監視/管理する人がいないからだらけがち
- 仕事を自分で獲得しなきゃいけない
- ある程度のPCスキルが必要
まあライターというか、フリーランスデメリットですね。
①ははじめのうちは仕方ありませんが、仕事に慣れてレギュラー案件が増えてくると1~2年という短期間では安定します。
あえて「短期間では」と言っているのは、安定を生んでいたレギュラー案件も突然終了することが普通にありえるからや。
売上を1か所に集中させると、それを失ったときのダメージがすごいので、クライアントは5つ以上に分散させるとええで
成功の分かれ道は「自己管理できるかどうか」
多くの人の最大のハードルとなるのは②じゃないですかね。
これは在宅勤務の会社員にもいえることですが、自宅で仕事をするというのは、かなりの自己管理能力が問われます。いくらでもサボれますからね(ちょ、語弊……)。
ライター業には納期という締め切りが区切りとしてありますが、それまでに仕上げればいつ執筆してももちろんOK。だからこそ、自分で仕事量と納期、プライベートの予定をバランスよくスケジューリングして自由に働けます。
ただ、いつでも働けるがゆえに「今日じゃなくても間に合いそう」「今日の分も明日やろう」と考えてしまうような後まわし思考が染みついている自己管理能力の低い人は、フリーライターに向いてないと思います。
こういう人は時間と場所を拘束され、決められたことだけをやればいいパートや会社員で働く方が結果的にラクじゃないかと思うのです(これまた語弊があったら申し訳ない)。
むしろ、どんどん前倒しでタスクをこなしていけるマインドと行動力、スピード感のある人にはとっても向いています!
自己管理ができる自立した人にとっては、フリーライターは自由に働けて自在に稼げる「イイ仕事」やな
あとデメリットでいうと、わたしはシングルで世帯主なのですが、賃貸物件を契約するときは少し不自由でした。フリーランスで収入が安定しないから、保証会社の審査が下りない……。今後家を買おうと思っている人は、住宅ローン審査が通らない、ということも懸念されます。
まあそんな障壁もありますが、やっぱり「時間が自由」というメリットが大きすぎる。繰り返しますが、自己管理がしっかりできる人なら、フリーランス、もとい、フリーライターはとってもおすすめできる仕事です。
稼げるライターになるには?
初心者さんでもライターになるチャンスはたくさんあります。クラウドソーシングやアルバイト情報サイトで探したり、ライター募集をしているWEB媒体をGoogle検索で探したりすると、案件はたくさん見つかります。
ただ、初心者OK案件はたくさんあるけれど、全然稼げないような低単価案件ばかりこなすのはおすすめできません。そういう文字単価0.5円みたいなゴミ案件ばかりこなしていると、先ほど試算したように、いくら時間をかけても収入は増えずに消耗するからです。
ジャンルに特化する、今までの経験や専門性を生かせる案件を探す、ライバルの少ない求人を見つける、などのアクションをしながら、稼げるライターを目指します。
稼げるライターになるための流れやアドバイスは以下の記事にまとめてるで。ライター初心者さんは覗いてみてな
今やらないと、人生は変わらない
今の働き方、もしくは働いていないということにモヤモヤしていたり不満を感じていたりするなら、まず行動です。
正社員フルタイムで働いていて家族との時間がないと感じる人は、時短勤務に戻してもらうとか、早朝や夜の時間を有効活用して副業を始めてキャリアチェンジを図るとか。
子どもが幼稚園だから働く時間がもてないという人は、週2日数時間でもパートを始めてみるとか、午前中にママ友とお茶している時間を断捨離して在宅ワークに取り組むとか。
よく言われる言葉ですが、やらない後悔より、やって失敗する後悔の方が何倍も晴れ晴れしいとわたしも思います。
ライター業は初期投資がほとんど不要(PCとインターネット環境くらい)ですし、やってみてダメならやめたってダメージは浅い仕事です。
どこかに出勤して、あらかじめシフトを出して決められた時間働くのではなく、仕事内容も時間も場所も自由に決められる働き方、そろそろ始めてみませんか?
今日が人生で一番若い日です!( by 両学長 )
- 時間の融通がきく在宅ライターは、育児中ママにこそおすすめの仕事
- 初心者ライターでも、パートより稼げる可能性大
- 経験や得意を生かして稼げるライターになろう
以上、みみ子(@minimarikon)でした
- 今の働き方で満足か、子どもが小学校に上がっても、学童がなくなっても継続できるかを考える
- この記事を参考に、月いくら稼ぎたいのかを試算する
- 自由な働き方を求めるなら、未経験でも臆せず在宅ライター案件を受けてみる
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